まずやるべきことは、家計のチェック

taisyokukin

リタイア後の心構えとして、退職金や貯蓄をいかに活用していくかが重要です。

退職時点で3000万円ほどの資産があったとしても、「どのくらい使ってしまっていいのか」「もしものために取っておくべき金額はどの程度か」などといったことがわからず、漠然とした不安を抱えている人が多いようです。

そして、少しずつ資産を取り崩して使っていくと残高がジリジリと減っていき、結局、せっかくの退職金や貯蓄をうまく使えなくなってしまうのです。

老後のためのお金なのに、いざ老後を迎えると使えなくなってしまう。これはとても残念なことです。

では、どうすれば安心して使えるのでしょうか。

そのためにまずやるべきことは、家計のチェックです。

家計簿をつけている人は素晴らしいことですので、そのままつけ続けて毎年集計してください。

一方、家計簿をつけていない人は、つけなくてもいいですから、年1回、ざっくりとした家計のチェックを欠かさずやってみてください。

やり方は簡単です。まずは年間の手取り収入額を確認します。そして、1年間で貯蓄ができた人は、その年間貯蓄額を手取り収入額から差し引きます。

1年間でまったく貯蓄ができなかった人は、昨年の全財産から今年の全財産を差し引いて、減った金額を確認し、手取り収入と合計します。

こうすることで、年間総支出額が求められます。あとは、支出の内訳として、ある程度把握できている支出を書き出し、順番に引き算していき最後に残るのが、使途不明金が大部分を占める「その他の支出」です。

(続く)