定期的にお金を受け取れるような仕組みや商品を利用する

taisyokukin

前回のコラムでもご案内したように、大雑把でも家計が把握できると、年間いくらあれば最低限の生活はできるとか、公的年金だけだと年間いくら足りないかといったことが見えてきます。

簡易生命表による65歳の余命年数(男性約19年、女性約24年)などを考えると、いまや90歳までは多くの人が生きる時代になってきています。

90歳までと考えるなら、生活費としていくら必要かも大まかに見えてくるはずです。そうすれば、今ある全財産のうち、生活資金として取っておくべき金額と、もしもの場合に備えながらも安心して使っていい金額とが明らかになります。

医療保険などの加入状況にもよりますが、もしもの場合として夫婦それぞれ100万円ずつ取っておけるなら、何回かの入院は十分カバーできるはずなので、それ以外は余裕資金に位置づけてもよいでしょう。

では、使っていいお金を安心して使えるようにするためにはどうすればよいでしょうか。

1つの方法としては、定期的にお金を受け取れるような仕組みや商品を利用するということが挙げられます。

具体的には、退職金(企業年金)を一時金ではなく年金で受け取る、個人年金保険を利用する、毎月分配型ファンドや債券のように定期的に分配金や利息を受け取れる商品を利用するなどといった方法です。

漠然とした不安はそのままでは解決できません。家計のチェックや今後の支出計画を立てて、安心して使えるようにしましょう。

(続く)